トイレ工事とアルゴリズム

Tips | 2019.10.08

こんにちは。プログランドスタッフHです。
少し期間が空いてしまいました。

当スクールが入っているビルのフロアで2ヶ月に亘って行われていたトイレ工事が終了しました。
綺麗で最新の設備へと生まれ変わり、そこだけ違うビルのようです(笑)
今回の工事は上階と下階に分けて行われています。
利用者側としては1階ずつ短期間で終わらせてほしいと思いましたが、恐らく数階まとめて工事した方が効率が良いのでしょう。

さて、「何かを完成させるための手順」のことを「アルゴリズム」と言います。
今回であれば「全階のトイレを工事を完了する」ことがゴールです。
そのためのやり方はいくつもあります。
「上階と下階に分けて行う」「1階ずつ行う」「男性トイレと女性トイレに分けて行う」など…
それぞれのやり方には一長一短があります。
施工業者やビル管理会社は、メリット・デメリットを鑑みてやり方を選択します。
その際、どのやり方が一番良いのかは、施設の性質によって変わってきます。
オフィスビルであれば、昼間でも構わず一気呵成にやってしまって問題ないでしょうが、商業施設ではそうはいきません。
夜間に例えば個室一つずつなど、利便性が一番重視されることと思います。

つまり一つのゴールへ向かうための「アルゴリズム」は複数あり、「最適なアルゴリズム」は状況によって異なるのです。

これはプログラミングの世界でも同じです。
お客様の業務や作成中の画面に、一番適したアルゴリズムを採用しなければなりません。

そして何よりまず、アルゴリズムを考えることが大切です。
どういった手順でゴールに辿りつくのかが分からずに作ることはできません。
「まず考える」ことから始めてください。

まとめ
・アルゴリズムとは、何かを完成させるための手順
・一つのゴールへ向かうためのアルゴリズムは複数ある
・最適なアルゴリズムは状況によって異なる
・プログラムを作り始める前に、まずアルゴリズムを考えることが大切

当スクールは「まず考える」ことを重視しています。
プログラミングの技術だけでなく考え方から身につけたい方は、ぜひ『PROGROUND』にお越しください。

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